藏内勇夫会長が公益社団法人日本獣医師会会長(5期目)に再任されました
2021年06月25日 お知らせ
私ども九州の自立を考える会の藏内勇夫会長が、令和3年6月23日に開催されました公益社団法人日本獣医師会通常総会及び理事会において、同会会長(5期目)に再任されました。
(藏内勇夫公益社団法人日本獣医師会会長あいさつ)
このたび、公益社団法人日本獣医師会の代表理事・同会会長に5期目となる再選をしていただきました。ひとえに皆様のご支援の賜物であり、心から感謝を申し上げます。
平成25年6月27日に当会会長に就任して以来、4期8年間、皆様のご信頼とご支援を頼りに、獣医師、獣医師会が直面する課題に真摯に取り組んでまいりましたが、引き続き日本獣医界のかじ取り役という重責を担うことになり、身の引き締まる思いです。
前任期に発生した新型コロナウイルス感染症という未曽有の災厄は、現在も先行きが不透明ですが、全国の地方獣医師会との信頼と連携の下、皆様の力を結集し、本会の事業運営に大きな支障なく対応できておりますことに重ねて感謝を申し上げます。
この間、Webを活用した会議やシンポジウム等が開催され、特に国際的なシンポジウムではWebにより国内外から大きな負担なく参加できるようになりました。今後は、このように感染症対策がプラスに働いた側面も評価しながら、ポストコロナに向けて、公益的活動を使命とする団体として、新しい対応、活動様式を構築していかなければならないと考えています。
これからの獣医師の活動においてキーワードとなるのは「ワンヘルス」です。福岡県議会が昨年末に議員提案で制定した「ワンヘルス推進基本条例」が1月に施行されましたが、この条例に基づいて、感染症対策をはじめとするワンヘルスの諸課題に関する取組の実行計画が策定され、具体的な施策による肉付けが行われてまいります。
また、来年、私は、FAVA(アジア獣医師会連合)の会長に就任いたします。FAVA会長として、11月に福岡(ヒルトン福岡シーホーク)で開催する第21回アジア獣医師会連合大会等の成功に向け全力を尽くすとともに、ワンヘルスの理念と実践を広くアジアに普及させてまいりたいと考えています。
今後、私は、勤務獣医師の処遇改善や獣医学教育の改善等の課題への更なる取組とともに、ライフワークとして、ワンヘルスの実践と普及に最大限尽力してまいる所存です。何卒、皆様のより一層のご理解とご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。
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