活動報告

英彦山神宮での国際民族交流イベントに先駆け ネイティブアメリカンが藏内会長を表敬訪問

2022年05月02日 お知らせ

 九州北部豪雨(平成29年7月)によって被災した日田彦山線沿線地域の広域的な地域振興、観光振興のあり方については、当会の松本國寛理事を座長とするプロジェクトチーム「日田彦山線復旧問題対策協議会」が検討を重ね、地元自治体の合意のもとに令和2年6月「日田彦山線沿線地域振興基本構想」を策定しました。
 その後、福岡県は、上記基本構想を具体化し、日田彦山線沿線地域振興の施策の方向性や内容について定めた「福岡県日田彦山線沿線地域振興計画」を策定(令和3年2月)。九州の自立を考える会では、この振興計画を実現していく上でのヒントとなる先進的なアイディアを学ぶため、令和3年5月、県とともに勉強会(Web)を開催しました。

 この勉強会に、講師として参加いただいた合同会社IY GLOVALプロデューサーのマットテイラー氏より、この度、当会の藏内会長に対し、今年10月に英彦山神宮(添田町)において、日田彦山線沿線の広域的な地域振興、観光振興に資する、貴重な国際民族交流イベント(ネイティブアメリカン×英彦山山伏)を開催するとの報告がありました。
 同社は、この国際民族交流イベントを通して、世界における「KYUSHU(九州)」の認知度を高め、多くの旅行者が九州へ足を運ぶようになることを目標としています。
 また、10月のイベントに先駆け4月27日及び5月1日にプレイベント(※)が開催されることも報告され、プレイベントに参加するネイティブアメリカン2名が藏内会長に表敬訪問を行いました。

〈10月開催予定イベント「星族集結!英彦山から宙へ」の内容は下記の公式HPをご覧ください〉

〇藏内会長への表敬訪問(左写真)
 左より、
  トニーダンカン氏(アパチ族)
  藏内勇夫会長
  ラウリービゲイ氏(ナバホ族)
  吉松育美氏(IY GLOBAL代表)
  マットテイラー氏(IY GLOBALプロデューサー)

〇同日行われた服部福岡県知事への表敬訪問(右写真)
 前列左より               
  トニーダンカン氏(アパチ族)     
  服部誠太郎福岡県知事        
  吉松育美氏(IY GLOBAL代表)
  ラウリービゲイ氏(ナバホ族)     
 後列左より
  マットテイラー氏(IY GLOBALプロデューサー)
  大島道人議員
  寺西明男添田町長
  高千穂秀敏英彦山神宮宮司
  神﨑聡議員

※プレイベント(4月29日、5月1日開催)について
  英彦山神宮へ2名のネイティブアメリカンが来訪。英彦山山伏との初顔合わせが行われた後、ネイティブアメリカンにとって神聖な動物であるバッファローの皮を英彦山の霊水で清め、10月の国際民族交流イベントにおいて伝統的な祈りの儀式を行うための特別な太鼓作りが行われました。

〇ネイティブアメリカンと英彦山山伏との顔合わせの様子
 (左写真2枚)

(挨拶をする添田町 寺西明男町長)

(バッファローの皮の説明)

〇バッファローの皮を英彦山の霊水で清める様子
 (右写真2枚)

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