平成２３年９月１５日、福岡県議会本会議場において「九州の自立を考える会」設立総会が盛大に開催されました。出席者は１００名を超え、地方の自立に対する期待の高まりをあらわす、活気ある総会となりました。

　当日は、役員等の選任を行い、代表発起人の一人である藏内勇夫自由民主党県議団会長が「九州の自立を考える会」の初代会長に選出されました。また、原口剣生九州議長会会長（福岡県議会議長）をはじめ九州各県の議長、小川洋福岡県知事、唐池恒二九州旅客鉄道(株)代表取締役社長等にも来賓として御臨席を賜りました。

　広瀬勝貞九州地方知事会長（大分県知事）からは、九州広域行政機構（仮称）をテーマにした記念講演において、「九州地方知事会では、これまで政策連合から九州観光推進機構、道州制の研究等を行ってきた。また、国の出先機関の廃止の閣議決定を受け、その受け皿として九州広域行政機構をつくることを決めた。今後とも国への働きかけをしっかりしていくと同時に、自立の会とも力を合わせて九州の自立、発展、住民福祉の向上のため頑張っていきたい」との趣旨で、これまでの経緯や今後の取り組み等について説明していただきました。